地域医療における「患者を中心とした情報共有」をサイボウズLiveで実現

睦町クリニック
朝比奈 完 様
ホームページ:http://www.clinic.or.jp
Twitterアカウント: @qvwvp

事例募集フォームからご投稿頂いた事例です。)

— サイボウズLiveを利用中の活動について、ご紹介ください。
脳卒中、老衰、認知症などで通院の困難なご高齢者や、ガンで苦しんでいて在宅緩和ケアをご希望の患者さんに訪問診療を行なっております。その際、患者さん毎に地域の訪問看護ステーションやケアマネージャーとチームを組んで、ケアに当たっています。

— サイボウズLiveをどのように使っていますか?
患者名をそのままグループ名として患者さん毎にグループを作り、当院の職員全員と、訪問看護ステーションの看護師やケアマネージャなど、かかわるスタッフのみをメンバーとして登録しています。グループのアイコンには患者さんの顔写真を使うこともあります。

患者様ごとにグループを作成

患者様ごとにグループを作成

そこで、患者さんやご家族が抱えている様々な問題の共有や治療方針、ケアの方針の確認、伝達などに使っています。
作成できるグループ数に制限がないこと、グループ間の強固なセキュリティーという特徴を生かすことで、はじめて実現可能となりました。

— サイボウズLiveの導入前は、どのようにしてチームメンバーと情報共有をしていましたか?
電話やファックス、ときには電子メールやご自宅においた連絡ノートなどを使っていました。電話はお互いの都合がなかなか合わないので、つながらず、ファックスは訪問先からクリニックに帰らなければ情報がわからないというタイムラグがあり、内容も簡潔に要約されてしまいます。

電子メールは多くのメールの中に埋もれがちで、個人情報をやり取りするため、伏せ字を使ったり、記載内容を制限したりと不自由でした。連絡ノートに至っては、過去の出来事しかわかりませんでした。

— 特に使っている機能はなんでしょうか?
機能と呼ぶのかどうかわかりませんが、グループ概要は重宝しています。
グループ概要に患者さんの氏名、生年月日、住所、家族構成、病名、介護度、利用サービス、ケアマネージャ、訪問看護ステーション、問題点などをまとめて記載しておきます。
いつでも、どこにいても、携帯端末からサイボウズLiveにアクセスできるので、患者さんやご家族からの緊急の電話にも、患者さんの背景を正確に把握することができます。

次に掲示板です。掲示板は写真が添付できるので、じょく瘡(とこずれ)の写真をアップロードして病状の変化をビジュアルに確認できるので便利です。
また、治療効果が上がり、苦痛が取れて穏やかな表情になった患者さんの顔写真などもアップロードすることもあります。患者さんやご家族の喜びを共有することで、ケアにかかわるスタッフのモチベーションも上がると考えています。

電子メールによるお知らせは、携帯端末で受けるようにしているので、タイトルや書き出しのみ確認して、緊急でフルアクセスする必要があるかどうかを判断するのに使っています。

— サイボウズLiveの導入で、仕事や生活はどう変わりましたか?
電話やファックスが激減しました。それにもかかわらず、情報量は圧倒的に増えています。
そこでわかったことは、患者さんやご家族の情報を共有することにより、よりきめ細やかなサービスが提供でき、それが彼らを支えることにつながるということです。

また、かかわっている我々も患者さんから教わることも多く、情報を共有することにより、我々自身にも成長するチャンスが生まれていると考えます。

— その他ご自由にお書き下さい。
在宅医療では様々な職種が個別に患者さんにかかわって行きますが、基本的にはお互いにフラットな関係が重要です。そこで情報もフラットに共有する必要がありますが、そういう意味ではサイボウズLiveはまさに在宅医療に適した情報共有ツールであると考えます。このようなツールを使うことにより、在宅医療もまた進歩することが出来ると思います。

在宅医療の現場では、床の上や不安定な姿勢でノートパソコンを操作することも多いので、iPadのような携帯端末でサイボウズLiveにアクセスできると、さらに使いやすくなると思います。もちろん、今でもiPadのPC画面でアクセス可能ですが、iPadに特化したアプリがでることを切望しております。

— ありがとうございました。

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